リトルひとちゃん~Part2~
前回の更新から2週間ほど経った。あれから、私は自分のインナーチャイルドと向き合うことに集中していた。
前回のブログでは、私が人生で初めてインナーチャイルドと向き合うことをして、ただただお父さんにぎゅってしてほしかったリトルひとちゃんに出会えたという内容を投稿した。(リトルひとちゃん~Part1~はこちら。)
あれからリトルひとちゃんに声掛けをするように心掛けた。そうしたら、4回またリトルひとちゃんに出会えた。
「仕事に行ってほしくないって言いたかった。」
2/5の夜中、子供を寝かしつけた後、そのままベッドに横たわってリトルひとちゃんに問いかけてみた。
「ねぇねぇリトルひとちゃん。お話しよう?お父さんのことどう思ってた?どうしてほしかった?」
「一緒に遊んでほしかった?いろんなところ連れて行ってほしかった?」
「………。」
「仕事に行ってほしくなかった?」…私の感情が少し揺れているのがわかった。
「仕事に行かないでって言いたかった?」この問いに、私は号泣した。
子供ながらに、めちゃくちゃ我慢していたひとちゃんがそこにはいた。
父母共に共働きで毎日忙しそうなので、仕事に行かないでなんて到底言える状況ではないのが子供ながらにわかっていたのだろう。
泣いている自分をゆっくり見守りながら、「つらかったね。甘えたかったね。もう大丈夫だよ。」と受け入れた。
「お父さんとの思い出がほしかった。」
2/13朝方4時ごろに目が覚めた時、またリトルひとちゃんに呼びかけてみた。
「リトルひとちゃんおはよう。でてきてくれる?お話したいな。」
「この間は、仕事にいかないでって言いたかったお話聞かせてくれてありがとう。」
「もっとお父さんとしたかったこと教えてくれる?一緒に公園行きたかった?一緒に遊園地行きたかった?」
それを問いかけていて、驚いた。お父さんとの思い出が思い出せない。衝撃的だった。今までちゃんと考えたことなかったけど、昔のお父さんの顔がでてこない。思い出もない。そこで私は…
「お父さんとの思い出あんまりないよねぇ。もっとお父さんとの思い出ほしかった?」
その問いに私の身体は反応し、また泣き出した。
「お父さんとの思い出欲しかったねぇ…。さみしいね思い出がないの。悲しいよね。」
たくさん寄り添ってあげた。
「傷つくのが怖いから、思い出さないようにしていた。」
そして昨晩2/17ベッドに入って寝る前に、またリトルひとちゃんに問いかけてみた。
5分くらい問いかけたけどあんまり反応がなくて、もうだいぶリトルひとちゃん心開いてでてきてくれたんかなぁと思ってたら…
「なんで思い出が少ないのかなぁ。わざと覚えてないの?」って聞いた時のこと…
ぶぁぁぁぁっと感情が込み上げてきた。思い出がないんじゃなくて、わざとお父さんのことを思わないようにしていたみたい。
お父さんのことを想っても、一緒にどこかにいきたいとか願っても、忙しいからだめだよって何も言われていないのに自ら自制するリトルひとちゃん。無理だよって拒否されて、傷つくのが嫌で、あたかもお父さんなんて存在しないかのようにふるまっていたみたい。
「ひとちゃん頑張ってるね。いつもありがとう。」
その夜は、悲しみに浸りながらそのまま就寝。そして次の日(今日2/18)、仲間が毎日タロットをひいてくれるんだけど、その時の言葉が「気枯れしてる?」本当にその通りだった。
もういっそのこと陰に振り切ろうって思って、娘ちゃんがお昼寝の時、一緒にベッドにいき再度リトルひとちゃんに問いかけてみた。
そしたら、今までにないくらい泣くひとちゃんがいた。聞いてほしくてたまらない様子。
「本当は健気に一人で大丈夫を装っているひとちゃん、頑張ってるひとちゃんを見て、お父さんやおお母さんに声をかけてほしかった。「いつもごめんね。甘えさせられなくてごめんね。1人で頑張ってくれてるの見てるよ。本当にありがとうね。」って言ってもらいたかったの。頑張ってる自分を認めてほしかった。ほんとは大丈夫なんかじゃなかった。そしてそれをずっと続けてたら、それが普通になってお父さんが自分の中からいなくなっちゃった。」
もう聞いているだけでつらい。今でも涙がでてくる。
私の事なんだけど私の想像にも及ばない苦悩をしいられていた。感情を押し殺していたに違いない。
そんなに頑張らなくてもいいんだよ。
正直に甘えていいんだよ。
まだまだこのリトルひとちゃんはの気持ちは癒えないみたいだけれど、たくさん寄り添ってあげたい。
閉じこもっていたリトルひとちゃん出てきてくれて本当にありがとう。
今はそれが本当に嬉しい。